お父さん塾

最近、娘に勉強を教えることを「お父さん塾」とよんでいる。
もともと、娘が「塾に行きたい」と言ったのだが、時間的に
無理とわかったための代替案でもある。
(私としては、代替ではなく、こっちが本番であるのだが。)
 
しかし、最近、妻に評判が悪かった。
時間がいい加減で(と言うか、私が娘に甘くて)、その結果、
塾として機能していないというのだ。
そこで、とうとう、「お父さん塾も厳密に時間でやる」
というお達しがでてしまった。
時間を決めて、娘の都合にかかわらず容赦なくやる、と。
 
うぬ〜。まあ、いいか。
ただ、「○○(妻)が、時間帯を決めたということは、
○○(妻です)が塾長ということだよね」と言うと、
なぜか息子に大受け。
「でも月謝はどうなってんの?」と言うと、息子は、
「それは、オヤジの銀行口座で完全に決済されてるんだよ」。
 
「え〜と、つまり、月謝をお父さんの口座からお父さんの
口座に振り込んで差し引きゼロってこと?」と聞くと「そう」。
おもしろいじゃないか。
「それで、お父さんの講師給料はどうなるのかね」と
聞いてみたかったが、「塾長の給料」なんて話になると
面倒なので、黙った。
 
肝心の娘は、いきなり2時間もお父さん塾になって、
ヘロヘロになっていた。
普段、寝つきのわるい娘だが、ふとんに入ると一瞬で
寝たらしい。
よしよし。