娘たちの会話

娘を習い事に迎えに行く係りが私になった。
そのため、女の子たち(習い事の同志たち)の会話が耳に入る。
(盗み聞きしているわけではない。)
内容は、、、う〜ん、あ〜、ちょっとな〜というものが多い。
 
で、ちょっとおもしろいことに気がついた。
たとえば、他の習い事仲間が知らない「クラスの友だち」の話をするとしよう。
そういうとき、「私の友だちがね、、、」などと言わず、「私のクラスに
○○ちゃんて子がいてね、その子は△△(←特徴です)な子なんだけどね、
その子が昨日、、、」などと話し出す。
たとえば、その話が、「その子がたまたましたおもしろい言動」である場合、
その「本質」に、その子の名前も特徴もまったく関係はない。
別の学校に行っている習い事仲間が、今後、その子に会う可能性もあまりない。
にもかかわらず、その子のフルネームと特徴を必ず言い、その説明が足りないと、
誰かが質問するのだ。「その子、どんな子?」と。
ともすると、話のキモ(おもしろいところ)は、全体の3分の1くらいになり、
ひたすら人物描写をしている。
不思議だなーと思った。
この妙な「具体性」は、子供の特徴なのか、女の子の特徴なのか。
  
それともうひとつ。
今日は、自分たちの父親の悪口を、壮絶に言い合っていた。
娘は参加していなかったが。
娘にその話をすると、「みんな、お父さんとか好きじゃないみたい」。
え〜〜〜〜〜。
あまりよく聞こえなかった(心が聞くのをブロックした?)のだが、どうも、
「父親は自分に過干渉である」と批判していたようだった。
 
父親が娘に過干渉?当然でしょ?
 
娘に、「おまえは、お父さん嫌いか?」と聞くと、
「えー、家族として、好きです」だって。娘よ〜。