最近、あちこちの塾や通信添削の教材を見ている。
どうもトレンドとして、

  国語力(最)重視

ということらしい。
ただ、これは、(私の知る限り)中学を受験する小学生の話だ。
 
私は、中学受験生といった特殊な(?)子供たちより、一般的な子供たちにこそ、
国語力の養成が必要なのではないかと思う。
と言うのは、最近の若者(平均的な若者から、まあ、あまり「成績上位」でない若者まで)の
国語力のなさには、閉口してしまうからだ。
そう思って小学校の教科書を見ると驚いてしまう。
小学校の国語の教科書は、実によくできているのだ。
フィンランドの方がいいという意見もあり、確かに、フィンランド・メソッドというものには、
日本にないよさがあると思う。しかし、それでも、日本の小学校の国語の教科書だって、ちゃん
とよくできているのだ。
(私の知る限り、大抵の)先生方も一生懸命やっている。
それでは、いったいどこに問題があるのだろう・・・と考え込んでしまう。